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CASE

事例5

二十歳前障害で請求
網膜色素変性症で障害基礎年金1級
40歳代 男性

クライアントは幼少期から視力が悪く眼鏡を着用していました。

また、暗い所や夜になると途端にほとんど視界がなくなっていたようです。いわゆる鳥目です。

さらには、足元につまづいたり、物にぶつかったりすることが多かったのですが、網膜色素変性症の診断を受けた20歳代後半まではこれらの症状は病気ではなく、いわゆる普通の状態(これが当たり前の世界)として認識していました。

網膜色素変性症の診断を受けた際の受診のきっかけも母親(同じ網膜色素変性症)の眼科受診の付き添いで、たまたま受診した時の受けた診断が網膜色素変性症であったというものでした。

以降、症状は徐々に悪化し遂に40歳の時に視力を失ってしまいました。

そこで将来のために障害年金の申請を試みましたが、保険料納付要件を満たせないことが発覚し申請を断念しました。

それから数年後、知人の紹介から「障害年金サポートうらやす」を知り電話相談に至りました。
当初は初診の記録等は全く残っておらず、初診日も38年前という状況であったため、正直難しい申請になるという印象でした。

ところが、これまでの経緯をヒアリングしていくと幼少期から視力が悪く、視野狭窄もあったということが分かりました。
そこで、クライアントの場合は二十歳前障害での請求に的を絞り、病気は先天性であり、二十歳前から受診していたという内容を証明していく方向性を見出しました。

幼稚園の卒園アルバムからお誕生日カードに貼付されていた写真、色々なエピソード等をまとめ、20歳前に網膜色素変性症を原因とする受診歴があったことが認められ、障害基礎年金1級に認定されました。

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